前回しれっと書いていましたが、実は土地決済が済んですぐに営業担当氏に調整して貰って各社のショールームに行っていました。
諸般の事情で半休しか取れなかったため、各社 1 時間ずつ
- LIXIL: システムキッチン、洗面台、システムバス、トイレ
- TOTO: システムバス、トイレ
- トクラス: システムキッチン、システムバス
各社のショールームに行ってきました。立川市内、泉体育館駅〜砂川七番駅周辺に各社のショールームが集まっているので、時間調整さえできればまとめてショールームを回れると思います。
なお、うちの場合は坪数の関係で洗面台は標準で W900 になるので、洗面台は LIXIL にほぼ確定でした。
当初はカタログに載っていなかったこともあってトクラスは考慮外だったのですが、トクラスでシステムキッチンとシステムバスを揃えると食洗機がサービスになるというのもあり、急遽見に行った感じです。
ショールーム訪問
LIXIL
真っ先に行ったのは LIXIL でした。ここは水回りが全て揃っており、全部 LIXIL 系に揃えることも可能です。
システムバス
すっかり写真を撮り忘れていたのですが、システムバスの色をサンプル模型を使って実際に確認できるのは相当いいと思います。また、実際に入ってみたものの、エコベンチ浴槽は感覚的には TOTO のクレイドル浴槽よりも広い感じがしました。
システムキッチン
また、キッチンも、例えばホーローだとかステンレスエコキャビネットといった目立った特徴はないものの、そつなくまとまっている印象でした。あと、やっぱり
このクイックパレットが最強ですね。
他にもスイングダウンウォールが標準でセットされるところもいい感じです。実家にあるのですが、収納力そのものは犠牲になるものの、足場が不要になるのでストレスなく出し入れできるところがメリットだと思います。
トイレ
トイレについてはあくまで個人的な印象ですが、実際に旧居で INAX のシャワートイレを使ってみて、
- お尻当たりは TOTO かなという漠然とした印象。
- 便座と便器が分離式だったのですが、便座の固定が甘く、よくずれていた点。
があるので、トイレはやっぱり TOTO かなという印象です。
TOTO
実は予約が一杯で飛び込み見学だったのですが、飛び込みにも関わらず担当者をつけて説明していただけました。TOTO だとシステムキッチンがないこと、やはりトイレは TOTO だろうということもあり、システムバスをどうするかだけです。
実際に入ってみて上記の通り浴槽のゆとりという意味では TOTO のほうが上だと思います。ただ、LIXIL の場合は浴槽内に手すりがあるのに対し、TOTO は浴槽上につく仕様で、これは掃除の際に差が出るポイントです。
また、収納ポケットがつくこと、標準のライトがダウンライト 4 箇所というのも大きなポイントだと思いました。ほっカラリ床も実際に立ってみましたが、微妙な柔らかさがあり、万が一転けたりしても安全だと思います。
色目については、LIXIL と同じく模型で確認可能です。
やはり視覚的に確認できるのが一番ですね。
トクラス
先に 2 社回って疲れていたのもあるかも知れませんが、予約していたにも関わらず案内の方の不手際が目立ったのが何とも残念なところでした。
システムキッチン
トクラスのシステムキッチンは、シンクも含めて頑丈なところがメリットだと思います。前の家ではちょこちょこピンホールっぽいへこみができて相当イライラしていたのでこれは相当なアドバンテージでしょう。ただ、収納力という意味では LIXIL と比べて落ちるイメージです。
また、色目も若い世代にはいいと思うんですが、二世帯同居などさまざまな条件と合わせるとケースバイケースだとは思います。
システムバス
浴槽の形という意味では、トクラス最強だと思います。うまく胴体部分の横幅を確保できており、そういう意味では落ち着いて入浴できる形だと思います。ただ、奥行きのゆとりという意味では LIXIL / TOTO より一歩落ちる印象でした。
また、二世帯となると床材の保温性能も気になるところですが、トクラスはここでも落ちる印象です。
色目についてはサンプルがあるものの、LIXIL / TOTO のように模型で確認できませんでした。最初にトクラスに行っていれば見方も変わったとは思いますが、先に LIXIL / TOTO に行ってしまうとプレゼンという意味ではどうしても見劣りしてしまいます。
結論とオプション価格
- トイレは行くまでもなく TOTO 一択
- システムバスはほっカラリ床がある TOTO かな……
- キッチンはクイックパレットがある LIXIL でしょ
- システムバスはトクラスも検討対象にはなるものの、LIXIL の後にトクラスに行くとどうしてもプレゼンのわかりやすさに差が出てしまう。
一つ思ったのは、1 社 1 時間というタイトスケジュールで調整して貰ったものの、最低でも 2 時間は必要だと思いました。
システムキッチン
システムキッチンについては LIXIL にして、クイックパレットにしましたが、見積もりを取った結果、この追加分 58,400 円が計上されていました。
トイレ
TOTO 一択ですね。
システムバス
個人的には、前の戸建てのバスタブの広さで即決したくらいなので、風呂全体に対してある程度贅沢を言いたいところではあります。ただ、前の家の浴槽の経験から、手すりが浴槽内にあると掃除が相当面倒くさいのが心配でした。
そのため、その辺も考慮して
- TOTO 製。(できればクレイドル浴槽で!)
- 標準のカラリ床からほっカラリ床に変更
としました。両親を迎える以上は冷たくない床にしたいのが一点、そしてショールームで実際にほっカラリ床に立ってみてその柔らかさが刺さったというところです。
また、バスタブ内に手すりがない点もプラスでした。
ショールームで実際に入ってみた感じだと LIXIL 製のほうが落ち着ける気はするんですが、
手すり周りの掃除が、と思うと消去法的に TOTO かなといったところに落ち着きました。
最終的にプラス要素はほっカラリ床だけなのですが、こちらは担当営業氏の交渉の結果、トイレとシステムバスで TOTO 製に揃えるならほっカラリ床はサービスということになりました。