土地が決まったら、その形に合わせて間取りを決めます。タマホームの場合、間取りプランニングは専属スタッフではなく、担当営業の作業になります。
最初の間取りプラン
ここがキモで、これまでの打ち合わせでどういう家にしたいかを熱弁しておく必要があります。我が家の場合、担当営業が頑張ってくれたのは分かるのですが、何ともしっくりこないものとなりました。
当初上げていた条件は、
- 二世帯住宅。ただし、完全二世帯ではなく、水回りとリビングは共用で。
- 両親専用のトイレを設置したい。なので全体で 3 箇所。
- 両親の居室と LDK は廊下で仕切りたい。
建築可能面積という足かせからなのか、両親の居室にトイレがある変則的な間取りになってしまいました。
自分たちで間取りを考えることに
2 階は自分たち専用なのでいいとしても、1 階は両親との共用スペースになるため、特に深夜に帰宅することが多い私の生活を考えると極力騒音が届かないようにしたいところです。
何度か要望のやりとりしたものの、結局は自分たちで 1 階部分のたたき台を作ればいいという結論に。いろいろブログを拝見すると、タマホームの場合は結局のところ間取りも自分たちで考えていたりするようですね。
最初は Illustrator でやっていたのですが、意外に面倒なので結局紙と鉛筆にw まずは妥協ポイントと譲れないポイントを探っていきました。
譲れないポイント – LDK と両親居室の分離
譲れないポイントとしては、なんと言っても中心部の廊下になります。ただ、どうしても土地面積と建ぺい率の制約があるので、両親専用トイレは早々に諦めることで、なんとか廊下を中心にリビングと両親側居室を分けることができました。
仏壇の設置場所の検討
当初は両親の部屋を一部屋にしていたのですが、仏壇があることを考えると仏壇と一緒に寝るのは相当厳しいものです。また、法事を考えると法事用の和室を確保したいのは言うまでもありません。だがしかし、和室を取るスペースがどう考えても出てきません……
考えた結果、妥協して窓がほとんどない和室を確保することにしました。最終的に床の間に窓をつけたので窓が皆無ではありませんが、それでも暗い部屋になるのは容易に想像がつきます。とはいえ、これで仏壇を別の部屋に切り出すことができました。
タマルール
自分たちで間取りを考える際、どうしても「タマルール」を意識する必要があります。ググると色々出てくるのでがっつり割愛してしまいますが、とりあえずこれだけ意識しておけば ok です。
- 4m ルール。最大 4m ごとに最小 1m の壁が必要。ただし、リビングを 1 階に設置するならリビングは対象外と考えてよさそう。
- 基本的に 0.5m 単位で考える。内装は 0.25m でもいいらしいですが、シンプルにしておいた方が楽なので 0.5m 単位で考えます。
細かいのは他にも大量にありますが、とりあえず上記 2 点だけ意識しておけば後は¥で解決できると思います。
出てきた間取りは……
こんな感じ。
どうしても和室が気になりますが、そこは目をつぶることにしました。
逆に 2 階は担当営業氏に丸投げし、何度かやりとりすることでそれなりの間取りに落とし込むことができました。1 階もいくつか修正しているものの、トイレの位置が変わったくらいでほとんど変わってはいません。
見積もり
ざっくりとした間取りができたら、ようやく建物の概算価格が出てきます。これで住宅ローン申請に必要な必要資金全てが絞り込めました。