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CIC, JICC, 全銀協に個人信用情報を照会する


仮審査での不調を踏まえて、個人信用情報、いわゆる個信を照会してみました。個人情報保護法の関係で今では簡単に問い合わせができるので、住宅ローンを申し込むなら最低でも1〜2ヶ月前には問い合わせた方がいいと思います。(経験談)

仮に携帯電話の支払いも含めて滞納歴があったとしても、禊ぎがいつまでかを確認する意味で個信照会はやっておいた方がいいのではないでしょうか。

信用情報機関

さて、信用情報機関ですが、大きく分けて以下の 3 つがあります。

  • CIC
  • 日本信用情報機構 (JICC)
  • 全国銀行協会 (KSC, 全銀協)

個人的にはサラ金に手を出していなければ CIC と全銀協だけ確認すればいいとは思いますが、せっかくなので全部確認しました。

CIC

CIC は、主にクレジットカード発行会社、信用保証会社、ローン会社などが加盟する個人信用情報会社です。情報量的にはここが一番多いと思います。

CIC の場合、対応するクレジットカードがあればオンラインで開示請求可能です。この場合、30 分もあれば情報開示報告書をダウンロードできます。CIC の場合は電話番号をキーに情報検索しますので、過去最低 5 年間に使った電話番号すべてを開示請求時に登録するようにする必要があります。

CIC

大分加工してありますが、実際の私の情報開示報告書の一部で、開示時点も契約が残っているものです。ここで見るポイントは「返済状況」と「入金状況」で、

  • 「返済状況」が「異動」になっている場合。この場合、以下のどれかです。
    • 3 ヶ月以上未入金の場合。
    • 破産手続開始決定を受けた場合。
    • 保証会社などが代位弁済した場合。
  • 「入金状況」に「P」(一部の入金があった場合)「A」(未入金) が記入されている場合。

は審査に影響があります。特に「異動」になっている場合はいわゆる「ブラック」です。逆に上記のように「$」が 24 個並んでいる場合、24 ヶ月間問題なく支払われていることが分かります。

気をつけないといけないのは、スマートフォンの端末代を分割払いにしている場合です。この場合は電話代に含まれて請求されますが、立派なローンなので CIC に情報登録されています。

スマートフォンの端末代分割

そのため、電話代を滞納すると自動的にブラック扱いになります。

また、上記の場合は「終了状況」が「完了」になっています。これは無事に契約が終了したもので、右上にある保管期限までこの情報が保管されることになります。

CIC からの情報を元に、ブラック扱いではない借り入れについては繰り上げ返済、不要なカードは解約するか極度額を減らします。特にキャッシング枠については必ず解約してください。

ただし 1 カ所でも「P」「A」がある場合はすべて「$」になるまで最大 24 ヶ月間待ってから繰り上げ完済または契約解除する必要があります。「P」「A」が残ったまま繰り上げ完済して契約完了した場合、契約が続いていれば最大 24 ヶ月で延滞情報が消えるはずが延滞情報が残った状態のまま 5 年間情報が保存されますので、かえって傷口を拡げてしまいます。

CIC の場合、情報更新が 1 ヶ月ほど遅れる場合があります。私の場合、繰り上げ返済や極度額変更手続きをした 2 週間後に再度開示請求をしてみましたが、一部カードの極度額を除いてほとんど更新されていませんでした。

JICC

JICC は主に貸金業者が中心となっている個人信用情報会社です。JICC に開示請求する場合、手続きそのものはインターネット + スマートフォンアプリ (アプリで運転免許証などの身分証明書情報を送信します) で完結できますが、信用情報記録開示書は郵送されてきます。

JICC の場合、借り入れ情報を記載する「ファイル D」、クレジット情報を主とする信用情報を記載する「ファイル M」、各利用社の照会履歴を記載する「照会記録開示書」の 3 種類になります。私の場合、すべて CIC にも記載されている情報でしたので、ほかに借り入れがないかを確認するのみでした。

jicc

「異参サ内容」が空欄でない場合、JICC でブラック扱いになっています。3 ヶ月以上延滞した後に完済した場合は 1 年、代位弁済などの場合は 5 年間情報が保存されますので、その期間が禊ぎ期間となります。

全銀協

全銀協はその名の通り、銀行などの金融機関を中心とする信用情報機関です。全銀協の開示請求は郵送のみとなるため、一番時間がかかります。

全銀協の情報については、ほぼ CIC と JICC に記載されている内容と被ります。そのため、基本的にこの 2 つを確認していれば問題はありません。

ただ、全銀協にしか記載されない情報として、官報記載事項があります。自己破産や民事再生の手続きの開始決定を受けた場合は官報に記載されますが、その情報が全銀協に登録され、10 年間保存されます。そのため、自己破産した場合は 10 年間の禊ぎ期間があるということになります。

逆に言えば、自己破産していなければ全銀協に開示請求する必要はないと思います。

開示請求する順序

ググると出てくる順序として、全銀協 → JICC → CIC が定番です。これは単純に開示までにかかる時間が長いものから先に請求するという考え方です。

実際にやってみて思ったのは、とりあえずオンラインで開示される CIC でブラック登録されていないか確認し、心配なら JICC と全銀協に請求するといった流れでいいと思います。サラ金の利用履歴でもない限り、CIC でほぼすべてカバーできているのではないかというのが個人的な印象でした。

ただし、2008 年以降に日本学生支援機構から奨学金を貸与された場合は全銀協に開示請求した方がいいかと思います。2008 年以降に貸与され、かつ返済を延滞した場合は全銀協に情報登録されている可能性があります。

damecoder

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